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警備業界の当直勤務とは?勤務時間や仕事内容を徹底解説!

警備業界には「日勤」「夜勤」「当直」など、さまざまな勤務形態があります。
その中でも近年注目されているのが、長時間にわたり施設の安全を見守る「当直勤務」です。

当直勤務は施設警備を中心に多く採用されている働き方ですが、勤務時間が長く、業務内容も独特なため、あらかじめ内容を理解しておくことが重要です。

この記事では、警備員として働く上で知っておきたい当直勤務の基本、勤務時間、主な業務内容、向いている人の特徴、注意点などをわかりやすく解説します。

警備業における「当直勤務」とは?

警備員の働き方のひとつであり、業界の大きな役割を担っている勤務形態ですが実際にはどんな働き方なのでしょうか?

・日中から翌朝まで通して施設内に常駐し、24時間近くにわたって警備を行う勤務形態
・通常の日勤や夜勤とは異なり、長時間の勤務や高い集中力/体力が求められる

このように夜間でも突発的な対応が必要となる場面があるため、常駐して警備を行う当直勤務が重要な役割を果たしているのです。

また勤務地としては病院、学校、オフィスビル、商業施設、公共施設など、人の出入りや安全確保が夜間も必要な場所が現場となることが多く、病院では医師や看護師(看護職員)が宿直体制をとる場合もあり、警備員もそれに合わせた支援を行うことがあります。

勤務時間とは?

警備業界における当直勤務の例は以下の通りです:

勤務形態代表的な勤務時間備考
当直(24h)9:00〜翌9:00(休憩あり)実働16時間+休憩8時間など
夜間当直18:00〜翌9:00実働12時間+仮眠・休憩あり

※「仮眠」「休憩」は労働時間に含まれないケースが多く、勤務先により異なります。

長時間勤務となるため、途中に休憩や仮眠時間が設定されることが一般的ですが、拘束時間が長い=体力や生活リズムへの配慮が必要です。

仕事内容

当直勤務における警備員の主な業務内容としては、施設内を1日数回定期的に巡回することや、監視カメラを用いて各所の映像を確認する業務、さらには来訪者があった場合の受付対応などが挙げられます。

巡回・監視:一定間隔で施設内を見回り、異常の有無を確認
受付対応:訪問者への応対
監視カメラ操作:モニタリングを通じた安全確認
緊急対応・記録作成:不審者、火災、設備トラブルなどへの対応と報告-休日/仮眠時も待機を継続

当直勤務のメリット・デメリット

■メリット

1回の勤務で2日分の給与が得られる(24時間勤務1回=日勤2日分)
・平日の自由時間が取りやすい
・深夜割増や宿直手当がつく場合も多く、効率よく収入を得やすい

■デメリット

・拘束時間が長く、体力的な負担が大きい
生活リズムが乱れやすい
・仮眠時間があっても、緊急対応で睡眠が中断されることがある

当直勤務の注意点 & 対策

・睡眠リズムが乱れやすく、体調管理や休息の質が重要
・勤務後は静かな環境でしっかり休養し、規則正しい生活/運動/食事で健康維持が不可欠
・労働基準法や労基署への届出/許可が必要な場合もあり、管理体制の整備が必須

ある意味では負担のある当直勤務において、整った勤務管理体制というのは必要になってきます。

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体調不良などでの欠勤にも、代替要員への通知・配置がスピーディに。

当直勤務は責任ある重要なポジション

警備業界の当直勤務は、長時間労働というハードさはあるものの、やりがいと安定収入を両立できる勤務形態です。
正しい知識を持ち、働き方に合ったサポート体制(システム)を整えることで、より快適に、そして安全に勤務できます。

当直勤務の環境改善やスタッフ満足度向上を図りたい企業には、業務効率化ツールの導入が効果的です。