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警備員の勤務形態ってどうなっている?“24時間勤務”など気になる働き方をご紹介

警備業界への就職や転職を考えている方にとって、「勤務時間ってきつい?」「夜勤ばかり?」「24時間勤務って本当にあるの?」といった疑問はつきものです。
警備の仕事には、施設警備・交通誘導・イベント警備などさまざまな種類があり、それぞれ勤務形態やスケジュールも大きく異なります。

この記事では、警備員の主な勤務形態や特徴、“24時間勤務”の実態、働きやすさのポイントについて、わかりやすくご紹介します。

警備員の主な勤務形態とは?

警備業界では、大きく分けて以下のような勤務形態が採用されています。

■ 日勤(例:9:00~18:00)

  • 一般的な企業と同様の時間帯。
  • 主に日中稼働する施設の警備や交通誘導などで採用。
  • 土日休みのシフトも比較的取りやすい。

■ 夜勤(例:21:00~翌6:00)

  • 夜間に活動する施設、駐車場、ビルなどの警備が中心。
  • 深夜手当が付くため、収入面では有利。

■ 当直(例:9:00~翌9:00)

  • いわゆる「24時間勤務」。実働16時間程度+休憩や仮眠あり。
  • 施設常駐警備などで採用され、1勤務で2日分の勤務とみなされることも。

■ シフト制(ローテーション勤務)

チーム制で勤務時間が変動。
週ごと・日ごとのスケジュールで早番・遅番・夜勤を交代。

「24時間勤務」って本当にあるの?

はい、あります。とくに商業施設、病院、工場などの施設警備では、「24時間体制での常駐警備」が必要となるため、当直勤務(24h拘束)が一般的です。

ただし、24時間ずっと働き続けるわけではなく、以下のようなスケジュールになっていることが多いです。

▼ 当直勤務の例

  • 9:00〜17:00(業務)
  • 17:00〜21:00(交代で巡回・休憩)
  • 21:00〜翌6:00(仮眠または交代で待機)
  • 6:00〜9:00(巡回・引継ぎ業務)

※仮眠時間や休憩時間は施設や契約内容によって異なります。

勤務形態によって変わる仕事内容

勤務形態主な業務特徴
日勤入退室管理、巡回、来客対応比較的落ち着いた業務が多い
夜勤巡回、設備監視、防災チェック静かな環境・単独業務が多い
当直日中業務+夜間待機長時間拘束されるが休日多め
イベント警備短時間の誘導や案内土日祝が中心。単発勤務も可

警備の仕事は「勤務自由度」が高い?

実は警備業界は、希望シフト制や短時間勤務、週2〜3日OKの現場も多く、ライフスタイルに合わせやすいという特徴があります。

特に以下のような方に向いています:

  • 副業やWワークで働きたい人
  • 定年後の再雇用先を探している人
  • 土日祝メインで働きたい学生・フリーター
  • 日勤希望の主婦・シニア世代

長時間勤務の負担を減らすために必要なこと

「24時間勤務は体力的に大変そう」と思われがちですが、勤務環境や管理体制によって大きく違います。近年では、警備会社側もスタッフの負担軽減や勤怠管理の効率化に取り組むようになっています。

そこで注目されているのが、警備専用の勤怠・シフト管理システム「プロキャス警備」の導入です。

【注目】プロキャス警備で実現する“働きやすい職場づくり”

  • スマホで上下番(出勤・退勤)報告が完結
  • 勤怠状況をリアルタイムで把握し、給与計算もスムーズ
  • 仮眠時間の記録や勤務実績の管理も簡単
  • 配置ミスや連絡漏れを防ぐ一斉通知機能
  • 遅刻・欠勤のフォロー体制を強化できる

こうしたシステムを導入することで、警備員にとっても安心して働ける環境を整えることができます。

まとめ:警備員の働き方は多様化している!

警備業界の勤務形態は、「24時間勤務=ブラック」ではありません。
シフトの柔軟性や、働く人のライフスタイルに合わせた勤務が可能な点は、他業種にはない魅力です。

これから警備の仕事に挑戦したい方も、すでに働いている方も、自分に合った働き方を選び、安心して長く働ける環境づくりが重要です。